ウイスキーを愛好し、その土地の文化や作り手の情熱に価値を見出す皆様へ。岐阜県高山市が、ふるさと納税の返礼品として、極めて先進的かつ魅力的な選択肢の提供を開始しました。それが、「飛騨高山蒸溜所 1口オーナー権NFT」です。

デジタルが可能にする、ウイスキーとの新しい関係

「NFT」とは、ブロックチェーン技術を活用し、唯一無二の価値を証明するデジタル資産です。今回の返礼品は、単なる記念品ではありません。2028年に瓶詰めされる特別なウイスキー原酒の引換権であり、その所有権をデジタル上で証明するものです。これにより、所有権の移転も可能となり、ウイスキーの楽しみ方に新たな可能性を拓きます。

なぜ、この一本が特別なのか

このオーナー権が紐づけられるウイスキーは、以下の点で他に類を見ない価値を有します。

• 画期的な蒸留器「ZEMONⅡ」による製造
  高山の伝統工芸と革新技術の粋を集めて開発された蒸留器「ZEMONⅡ」。この唯一無二の蒸留器から生み出される原酒は、その製造過程自体が物語性を帯びており、味わいへの期待を大きく膨らませます。
• 蒸溜所と共に、熟成の時を待つ体験
  寄付からウイスキーが手元に届く2028年まで、飛騨高山蒸溜所の歩みと共に、原酒が熟成されていく過程を見守ることができます。これは、単なる消費ではない、作り手と時間を共有する長期的な体験です。
• 飛騨高山の未来への貢献
  皆様からの寄付は、地域の産業振興と、日本のウイスキー文化の未来を支える力となります。

募集要項

• 対象自治体： 岐阜県高山市
• 寄付額： 1口 80,000円
• 受付期間： 2025年8月1日より受付を開始しております。
• 限定数量： 300口

ウイスキーの新たな可能性と、飛騨高山の未来を共に育むこの特別な機会を、ぜひご検討ください。

運営サービス「NFTウイスキー」について

本取り組みは、株式会社あるやうむが提供する「NFTウイスキー」サービスの一環です。

このサービスは、ふるさと納税制度を通じて日本各地の蒸留所が手がける限定ウイスキーを、NFTとして予約・所有できるプラットフォームです。寄付者は電子引換券として機能するNFTを受け取り、1年から最長10年の熟成期間を経て、唯一無二のボトルを手にすることができます。

今回の飛騨高山蒸溜所の他にも、ウイスキーの聖地・北海道余市町に90年ぶりに誕生した「リタファーム＆ワイナリー」や、長野県の「御代田蒸留所」など、日本各地の個性豊かな蒸留所のプランが提供されています。

NFTは所有権の証明となり、将来的に他の愛好家へ譲渡する選択肢も提供します。また、保有者限定の見学会といった特典が用意される場合もあり、ウイスキーを「所有する楽しみ」という新しい価値体験を創出しています。